【半六邸の活用プラン作成ワークショップの報告】

1回目は、半六邸見学会と現場での軽いアイディア出し

2回目は、アイプラザでWSの目的や、これまでの経緯、行政の了解が取れていること、検討中のことなど、現段階の状況の説明、意見集約の流れ、事業者の紹介などお話しました。半田市都市計画課からも残る建物、取り壊す建物の説明がありました。

そのあと、三矢さんから東京文京区の古民家安田邸の事例紹介をしてもらいました。詳細はそれぞれ違いますが、存続の危機にある古民家は日本中にたくさんあり、何とか残し再生させたい人の想いは、どこもおんなじなのだと改めて思いました。

WSは、半六邸の利用者や観光客としての視点からアイディアを出して欲しいこと。半六邸の1階、2階、庭の3つのゾーンに分けて、ワークシートに沿って、話し合いを進めました。

老若男女、多様な人が集まれば、いろんなアイディアが出て、発見や感動があるはずと思って、声がけをさせていただきましたが、2回目は吉本芸人シンポジウムが参加してくれました。まちづくりのキーパーソンは「よそ者、わか者、バカ者」と言われますが、彼らは、よそ者ですし、芸人さんだけあって、モノの見方がユニークです。いろいろ、楽しいアイディアが飛び出して、盛り上がりました。

最後の発表、シェア、まとめの部分は、三矢さんの本領発揮でした。庭あってこその、母屋。母屋あってこその庭。運河あってこその庭。そうした、境をつなぐ縁側のような空間・・・。互いに引き立て合う思想は、いかにも日本的でステキですし、そうした空間こそ、ちゃっかり活かしてお客さんを勧誘しようと、これまた、ドキドキするようなアイディアもありました。

このワクワク感を具体的、現実的な所にまで落とし込んでいけるように、次回もはりきっていきたいと思います~♪